ももちゃんを乗せて、優のケーキと晩の買い物に行くことにした。


「今日、誘ったくせに何作るかも決まってないんだよね。

ももちゃん何食べたい?

って言われても作れないものばっかだけどね・・・。」


「んん~。何かな??春さん何が得意料理なんですか?」


彼女の話始めが敬語なのも

距離感からの緊張感というよりは

彼女らしさを感じてその響きが心地よかったりもした。



「何かな~???カレーは作れるようになったけどね・・・。

誕生日にカレーってのもねぇ?

取りあえずケーキ買ってから、スーパーに買出し行くの付き合ってくれる?」


「うんいいよ。材料見たら食べたいものが浮かぶかもね!」



そういうことで、大型スーパーに3人で行く事になった。