「今日はありがとう。ストレスが吹き飛んだ感じ。」
彼女のマンションの前に車を止めると
彼女がさっぱりした笑顔でそう言った。
「俺も楽しかった。また、海行きたいね。
そんなに綺麗じゃなかったけど・・・。」
「ほんと、ほんと。なんか海見てるだけでも気分が変わるもんね。
また、メールするね。
休みが不規則だから突然誘っちゃうかもだけど・・・いい??」
「全然。また俺もメールするわ。
いつでも誘ってよ。なんせ、無職だし☆」
俺は笑いながら彼女に言った。
彼女も笑って、おやすみなさいの言葉を残して車を降りた。
車を降りてから、窓をあけた後部座席の優に
「またね。遊んでね。」と声をかけると優は
淋しそうに「バイバイ・・・」と言った。
角を曲がるまで見送ってくれている彼女をバックミラー越しに見ながら優に声をかけた。
「ももちゃん好き?」
「ウン☆チュキ!!」
「俺も、ももちゃん好き。」振り返って優に向かってそう言うと
「ハルモ チュキ!!」と元気に優は叫んだ。
何ヶ月か前までは俺の事を呼ぶ事もなく
ホストを辞める頃は‘りょう’と呼んでいたのが
最近は、ももちゃんの影響で‘はる’と呼ぶようになっていた。
そして、‘好き’とも言ってくれるようにもなった。
「俺も、優好きだよ。」
バックミラーに優を映してそう言った。
信号が青になって、街灯が点々と点いている車の少ない道をまっすぐに車は進んでいった。
彼女のマンションの前に車を止めると
彼女がさっぱりした笑顔でそう言った。
「俺も楽しかった。また、海行きたいね。
そんなに綺麗じゃなかったけど・・・。」
「ほんと、ほんと。なんか海見てるだけでも気分が変わるもんね。
また、メールするね。
休みが不規則だから突然誘っちゃうかもだけど・・・いい??」
「全然。また俺もメールするわ。
いつでも誘ってよ。なんせ、無職だし☆」
俺は笑いながら彼女に言った。
彼女も笑って、おやすみなさいの言葉を残して車を降りた。
車を降りてから、窓をあけた後部座席の優に
「またね。遊んでね。」と声をかけると優は
淋しそうに「バイバイ・・・」と言った。
角を曲がるまで見送ってくれている彼女をバックミラー越しに見ながら優に声をかけた。
「ももちゃん好き?」
「ウン☆チュキ!!」
「俺も、ももちゃん好き。」振り返って優に向かってそう言うと
「ハルモ チュキ!!」と元気に優は叫んだ。
何ヶ月か前までは俺の事を呼ぶ事もなく
ホストを辞める頃は‘りょう’と呼んでいたのが
最近は、ももちゃんの影響で‘はる’と呼ぶようになっていた。
そして、‘好き’とも言ってくれるようにもなった。
「俺も、優好きだよ。」
バックミラーに優を映してそう言った。
信号が青になって、街灯が点々と点いている車の少ない道をまっすぐに車は進んでいった。