彼女が俺の顔を見ながらニコッと笑ってそう言った。


その笑顔は、なんだか少し明るく

何かが吹っ切れたようなそんな顔に見えた。



「なんか今日は良かった。

ももちゃんとこうして話がゆっくり出来て。」



「あたしも。話聞いてもらえて

いろいろ話してもらえてホント嬉しかった。


グチグチしてたから・・・。アリガト。」


微笑みながら、ペコっと頭を下げながらお礼を言う彼女に

少し照れくさくて俺は照れ笑いしながら

他の話題にしようと優に視線をやった。



「すっかり寝てやんの・・・。寒くないかな?

ももちゃん寒くない?」



「うん。大丈夫。   でも、お腹減ったね。」

彼女が時計を見ながらそう言った。



「ほんと、もうこんな時間か・・・。どこ行こう??何食べたい??」



「んん~。またファミレスゥ?!?!」

彼女がニヤニヤっとしながら俺に顔を近づけながら言った。



二人で「また~~~」といいながら

気楽だしね。

という理由でまたあのファミレスに行くことにした。