「何にも残って無かったように思えたこの何年間も


いい事も、悪い事も、含めて全部俺の中に残ってるんだ。って。



俺の中には、確実に歩んできた道は刻みこまれてて


それを、生かすも殺すも俺次第・・・なんだな・・・って。


だから、無意味なこととか

無駄な事なんて無いんだと思うよ。



なんていうか


立っている足跡は、その場から離れてみないと見えないでしょ?


それと一緒で


その場にいると見えないものも離れてみると違うように見えてくるものだし。



自分が歩んできた道筋っていうかは

曲がってようが、遠回りだろうが


どんな形であっても残ってて・・・



馬鹿らしく思えることも


後になったら何に変化するかわからないし・・・。



そんな風に最近、思うんだ。



なんだか、うまく言えないけれど・・・。


俺も、自分がしてきた事が

自分にとってなんだったかも

まだ、わかってなんていないけど、



今は、優を預かる後、何ヶ月間かを

優の為になにかしてやれればって事ぐらいしかわからない。


優と、彼女の人生のたったほんのちょっとだけれど


俺が何かしてやれれば・・・って