「俺さ、ももちゃんも気づいてたかもしれないけど
俺
ホストだったんだよね。」
三角座りをしている膝の上に腕をのせて
そこにちょこんと顎をのせて、見上げるように見つめるその目は
吸込まれそうなぐらい綺麗で
その瞳に嫌われてしまうかもしれない。
と思うと
それ以上話すのをためらいながらも
また俺は口をひらいた。
「ホストしてた時は、別に好きでも無い子に嘘振りまいて
喜びそうな言葉選んで
頭で計算ばっかして
正直、金の事ばっか考えて・・・。
NO.1になってすげえ調子のって
周りの事なんて考えもしないで
人傷つけて、
それでも有頂天だった。
いい車乗って、高いもんばっか身につけて
そんなステイタスが気持ちよくて、
それを、守るためにまた嘘で塗り固めたような生活して
平気で裏切ったり、ひどいこと言ったり・・・。
そんなでも、馬鹿みたいに
天職だ!
なんて思ってた。」
彼女は俺から視線を外すことなく話を聞いていた。
俺
ホストだったんだよね。」
三角座りをしている膝の上に腕をのせて
そこにちょこんと顎をのせて、見上げるように見つめるその目は
吸込まれそうなぐらい綺麗で
その瞳に嫌われてしまうかもしれない。
と思うと
それ以上話すのをためらいながらも
また俺は口をひらいた。
「ホストしてた時は、別に好きでも無い子に嘘振りまいて
喜びそうな言葉選んで
頭で計算ばっかして
正直、金の事ばっか考えて・・・。
NO.1になってすげえ調子のって
周りの事なんて考えもしないで
人傷つけて、
それでも有頂天だった。
いい車乗って、高いもんばっか身につけて
そんなステイタスが気持ちよくて、
それを、守るためにまた嘘で塗り固めたような生活して
平気で裏切ったり、ひどいこと言ったり・・・。
そんなでも、馬鹿みたいに
天職だ!
なんて思ってた。」
彼女は俺から視線を外すことなく話を聞いていた。