ファミレスで会って以来彼女とは会うことはもちろん

メールさえもしない日々が続いた。



最後にメールしたのはファミレスで会ったその日。



“今日は少しだったけれど、楽しかった。

ありがとう付き合ってくれて。

きっとももちゃんも新しい職場に行ったら忙しくなっちゃって大変だろうから

俺からメールはしないけど、もし何か少しでも困った事があったらなんでも頼ってきてよ。


つらくなったら俺には弱音はいちゃってもいいからさ。


頑張りすぎず頑張って。”


まったく繋がりが無くなってしまったようだったけれど


俺の中では彼女の存在が俺の励みになっていた。



彼女も新しい場所で、迷い悩みながら頑張っているんだろうと思いながら


俺も慣れない子育てに奮闘していた。