「タノシカッタナァ☆」

ゲームセンター感覚の優は嬉しそうにジュース片手にそう言った。



(まあ、優が楽しかったならいいか・・・。)


そう思って俺も少し微笑みながらハンドルを握った。


もう晩ごはんを食べて帰ってもいい時間だったけれど


沙月からのペラペラの紙のメッセージを守るかのように俺は家で作る事にした。




そう、俺は料理なんてしたことが無い。


でも父の道として!!


やってみることにした。


メニューは優のご希望のカレーライス。