「優起きろよ！！」

口をあけて爆睡中の優に声をかけた。



今日も天気はよく鳥がチュンチュンとさえずり

カーテンを開けた窓からは日が優しく入り込んできた。



俺は昨日の決意を実行しようと優と出かける予定にしていた。



これからの自分の事も考えないといけない訳だけど


昨日は優とどこに行くかを悩んでなかなか寝られなかった。


どこに行けば喜ぶかなんてわからないけれど


子供といえば遊園地！！


てことで遊園地に行くことにした。





「おい。起きろよ。今日はいいとこ行くんだぞ。」

なかなか起きない優の肩を揺すりながらそう声をかけた。


「んんん～。ネルノォ～」

目をつぶったまま俺の手を振り払いながら俺に背を向けるようにまた寝返りをうってしまった。




こんな時どうするんだ？？？



俺のテンションも少し下がってきた。



そうこられると俺もあまり寝てないし・・・。



（まあ、いいっか。少しだけ寝るか　ほんの少しだけ・・・）