~気まぐれ男子とホワイトデー。~
「橋ちゃん橋ちゃん」
「はいはい菱くん」
「はいコレあげる」
「えっ?」
休日の昼下がり。
当然、菱くんとまったりダラダラ過ごしていたわけですが…。
「これ…どうしたの?」
突然渡されたお洒落な紙袋。
でも私の誕生日はまだ先…。
疑問に首を傾げていると、菱くんはあ、と声を小さくあげた。
「橋ちゃん忘れてる感じかな。これ、お返しなんだけど…」
そこまで言われてハッと気づく。
「あ!今日ホワイトデーだったんだ!」
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