★★★★★

君色のフレーム
幼くて不器用だったあの頃の僕は
君を手放すことしかできなくて

鮮やかに世界を切り取る君を

それでも尚、何年も
忘れられない僕は
未練がましいだろうか


「…ひぃくん?」

――――まだ、
その響きさえ忘れられずに

■■

ユキが指でかたどるフレーム、指に閉じ込められて色付く世界、そのユキを見て息を呑む僕。繊細な表現と人間味溢れる2人に胸がキュッと締め付けられました。なんて優しくて、淡くて、温かい物語。

是非ご一読を(*^ω^*)
桜宮 愛姫
(2013/02/20/16:54)