昼休み。
今日は晴れてるから、外でお弁当を食べることにした。
外は先輩もいっぱいいるから、晴れの日はいつもまわり見ながら行動してるんだ。
そういえば、気になってることあったんだった。
「三人は、好きな人とかいないの?」
「莉緒っぺやっぱ気になるよね〜」
ゆうは笑いながら言った。
「なっちゃんはリョウヤ先輩に片想いだもんね!」
なっちゃんはビクッと反応した。
「かっきー言わないで!まぁ…いつか言うつもり…だったんだけど…」
なっちゃんの頬は何故か赤く染まっていった。
「なっちゃんも先輩なんだ!私と一緒だね!」
「そーだね〜!」
「先輩は同じ高校なの?」
「イェス!」
なっちゃんは嬉しそうに答えた。
「でも、まだ見つかってないんだ…」
「え!そーなの!?」
「うん…」
「じゃあ、ご飯食べ終わったらまた散歩しよう!その、リョウヤ先輩と三田先輩探しに!」
「いーね!行こう!」
三人とも賛成してくれたから、みんなで散歩することになった。