「僕も。

 絶対気づかせてあげるから
 覚悟しててね」



何に気づかせられるのかは
さっぱりだったけど、


お互い見つめあい、それから
笑いあった。



「待たせたか?」

王様が入ってきて、魅音とはまたあとで。