学校用の体育着を着て急いで部活に向かう


ジャージは陸上部用のジャージがあるらしいがまだ注文したばかりで届いていない

パンフレットを見た感じ、部活用のジャージはさりげなく可愛いから結構好きだ


早く届くことを祈りながら歩いているうちに部室に着く。


マネージャーはどこに行けばいいのかわからなくてあたふたしていると…

「君、1年?陸上部入るの?」


1人の男の人に話しかけられた


「はい。今日からマネージャーで入部します」

「そっかなら同じ1年だわ!!!!
俺、浅中 隆弘(あさなか たかひろ)よろしくな!」

ニッと白い歯を見せながら手を差し出してきた。


それに答え私も手を差し出し握手しあった


隆弘くん?はフレンドリーでとても親しみやすかった。


陸上部の人たちはみんなフレンドリーなんだなーなんて考えていると


「慧ちゃん!
ごめんごめん、マネージャーの更衣室教えてなかったね」

駆け足で柚先輩がきた


「いえ!全然大丈夫です!
あれ?柚先輩おでこにあざが…」

「あぁ、これね…
消しゴムを拾って立ち上がろうとしたら、机の角にゴツンっと…」

恥ずかしいのか頰を赤らめて頭をポリポリかく仕草がまたかわいい。

「柚も慧も2人して危なかっしいよね」

陸上部用のジャージを着て手にシューズをぶら下げた樋口先輩と圭人先輩と裕貴先輩が歩いてきた。


「樋口のその言い方すごくカンに触る…」

「そうだぞ、柚はおっちょこちょいなだけだ。」

「圭人、あんまりそれフォローになってない…」

「イチャイチャすんじゃ…
ねぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!!」