「慧はほんと危なっかしいね。
マネージャー大丈夫?」

「マネージャーは中学でもやっていたんで大丈夫です!!!!」

少しバカにされてむつける



キーンコーンカーンコーン


予鈴がなり、長く続いていた先輩との会話も終わらなければならなくなった


もう少しだけお話したいな。なんて……


「じゃあ、また放課後頑張ろうね」

ふわっと微笑みそういった



それでも、“また放課後”またがあることに嬉しさを感じて、


「また、放課後」

私も繰り返し先輩に言い、手を少し振って別れた


午後の授業を頑張って受けて、掃除を終えて急いで着替えて部活に向かう


樋口先輩がいる、部活へーー…