「うんうん!今年も元気いっぱいの1年たちで頼もしいな‼︎
そしてこの柚と圭人は、付き合ってるからよっく覚えておくように!!!!」
「ちょっとキャプテン、いらない情報慧ちゃんに教えないでください。」
「そーっすよ。困ってるでしょう?」
「その言葉たちすらものろけに聞こえてならない…」
「「あのねぇ…」」
3人の会話がとても私のツボにはまってしまい…
「クスクス」
つい笑ってしまった。
「ちょっと、キャプテン
遊んでないで部活始めますよ」
そこに樋口先輩が割って入ってきた
「おお、そうだったそうだった。
じゃ、マネージャーのお二人、サポート頼むぞ!!!!」
そして裕貴先輩、圭人先輩、樋口先輩たちは練習に戻っていった。
「はぁ、ごめんね慧ちゃん。
うちのキャプテンいつもああだから…」
言っていることは困っているけど、なんとなくそれが楽しそうな柚先輩がやっぱり可愛らしくて…
そしてさっきから気になっていたことを、思い切って聞いてみることにしてみた。
「柚先輩…あの、本当に圭人先輩と付き合ってるんですか…⁇」
「ふふふ、やっぱり気になっちゃう?」
「う、はい…すみません。。」
「全然、隠してるわけじゃないし。
キャプテンがあんなだからいつもみんなに言いふらすから、慣れっこよ」
「そうなんですか…」
笑ってはいけないようなところなのに、先ほどの会話がフラッシュバックして思い出し笑いをしてしまいそうになる。
「じゃあ、チャチャッと仕事しちゃおうか!!」
「はい!」
そうして、柚先輩から仕事を教えてもらいながら仮入部は終わった。