浦島太郎は言いました。

「それは気の毒に。」

3人の太郎たちは、輪になっって相談しました。


金太郎は、ワラを、キジに差し出しました。

「この藁は、ストローになっているから、

これで吸ってごらん。」


キジは、ワラをストローのように薬瓶に差し入れて

ちゅーっと薬を吸い上げました。


キジは、みるみる元気になりました。

「わあ、のどが治ったよ。

お礼に鬼が島まで道案内しましょう。」