「それはたいへん」

太郎たちは、輪になった相談しました。

浦島太郎は、ワラを持って、サルに言いました。


「おさるさん、こっちむいてごらん」

浦島太郎は、ワラで、サルの鼻の穴をくすぐりました。



「は、は、は、はくしょん!」


サルの鼻の穴から、大きなピーナッツが飛び出してきました。

サルは大喜びで言いました。


「わーい。ビーナッツが取れたよ。

お礼にお供になりましょう!」