恋愛詩

守るから

ごめん、守るから


彼女「もう、別れよ？」

彼氏『いや。言わせない。』

彼女「…」

彼氏『何か不安な事あるんだろ？』

彼女「…ないよ！大丈夫。ごめんね！」

彼氏『…うそつくなよ。』

彼氏「お前の事どんだけ知ってると思ってんだよ。誤魔化すんなよいえよ。」

彼女「…ばか。…ばか…別れたくないよお…すき。好きだよお…だって冷たいんだもん…いろんな女の子とたくさん話して、もうわかんないよお…ばかばかばかあ…」

彼氏『ごめん。ごめんな？そんな辛い思いさせて…好きだよ。俺にはお前だけだよ。』

彼女「うん…うんん…」




彼氏へ。
彼女を不安にさせるような事すんな。全力で守ってやれよ。
いいか？彼女が別れようって言い出してくんのわな。
本当に別れたいからじゃねーんだ。
お前からの好きって気持ちを不安だからちゃんと確かめてーんだ。そんなんも分かってやれねえ奴わな。
男じゃねーんだよ。
彼女が本当に好きなら守ってやれよ。不安にさせんなよ。それぐらいできねーんなら付き合ってる意味ねえんだ。
言ってやれよ。『好き』って。『愛してる』って。その一言でお前の彼女がどれだけ幸せに満ちるか。
いいか？幸せにしてやれよ。



彼女へ。
いいか？彼氏はな、彼女の事不安にさせねーよにって。
幸せにしてやれるよーにって考えて行動してくれてんだ。でもな、不器用だから『好き』って気持ち伝えられねーんだ。分かってやってくれ。
男はな。不器用な生き物なんだよ。思ってる事伝えてやってくれ。
不安になったら聞いてやれ。
ヤキモチやくのも悪いことじゃねえ。言ってやれ。
しあわせになれよ。