「背が高いあんた達は見えるんか…」

平均170以上じゃない?

本当にみんな背高いよね…。

凛「わっー!僕は見えないよっ~」

凛をのぞいては…。

だって背がほぼ私と一緒だもん。

「凛、頑張って見に行こ!」

凛「うんっ!」

凄い人混みの中に入った。

そして、やっと前にこれた。

えっと~私は…

凛「夢月すごいっ!学年1位だよ!」

「みたいね」

凛「えーもっと喜びなよ~」

喜ぶ…か。

別に私にとっては1位なんて普通。

あいつにとっても…。

1位なんて当たり前なんだ。

でも私はまだ縛られてんのかな?

あいつの絶対に…。