鏡花はフラフラと幼い頃の自分に触ろうとし、何かに阻まれた。 よく見ると鏡花自身を包むように光の膜が覆っていた。 鏡花は何が起こっているのか分からず戸惑う。 鏡花がまだ少し戸惑ってている間に、子供たちは公園を駆け回る。 そのときふと、幼少時の鏡花はある一点を見たまま動かなくなった。 「きょうかちゃん、どうしたの?」 友達らしき女の子が鏡花の行動に気が付き、声を掛ける。