◇◇◇ 食事を運び終わったら、三人で揃って食べた。 鏡花は祖母が作った煮物を美味しそうに食べたあと、鏡花の部屋として用意してくれた屋根裏に引っ込んだ。 鏡花が来たときには既に綺麗にされていた屋根裏は快適だった。 日当たりも通気性もいいため、過ごすには最適な場所だ。 鏡花は扉の無い部屋の入り口にあるスイッチを押す。 すると、部屋の中央にある電球にがついた。