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食事を運び終わったら、三人で揃って食べた。


鏡花は祖母が作った煮物を美味しそうに食べたあと、鏡花の部屋として用意してくれた屋根裏に引っ込んだ。


鏡花が来たときには既に綺麗にされていた屋根裏は快適だった。


日当たりも通気性もいいため、過ごすには最適な場所だ。


鏡花は扉の無い部屋の入り口にあるスイッチを押す。


すると、部屋の中央にある電球にがついた。