和希「これからよろしくね?」

よろしくなんかしたくない

穂もそうでしょ。

直「よろしくなんかしたくな…「よろしくね?」

私の言葉を遮って
穂が言った。

直「穂?!」

穂「いい人そうじゃん♪仲良くしよ?」

直「……」

祐也「……」

こうしてまた1日と終わった…


ーーーーーー家

母「あら?直美帰ってきてる?」

美吹「直ねぇ?まだだと思うぜ~」

鳴海「どうしたのかしら?まさかっ」

父「心配だなぁ…」

母「だぁいじょうぶよ!さ、夕飯のお膳立てして。」

ガチャ

直「ただいまぁ~」

美吹「お帰り~♪」

あれ…
なんかよろめいて…いく…

“ねぇちゃん!”
遠い意識の中、
美吹の呼ぶ声が
聞こえた気がする。


ーーーーーーーーー

ん…
まぶし…

穂「なお!」

直「穂?なん…で」

鳴海「ここ、あんたの部屋だよ?わかる?」

直「………うん。なんで?」

鳴海「昨日倒れたの。部屋まで運んできたのよ。で、放課後に穂ちゃんがよってきてくれたの。」

よってきてくれた?
もう1日たったの?!
早くない?!