穂「なおっ」


直「は…はいっ!」

やだっ

ぼーーっとしてたわ。

先生「私の話、聞いてましたか?」

これは正直に言った方がいいよね?


直「いえ、聞いてませんでした」

先生「そ?後で職員室いらっしゃい」

直「えぇ〜!!!!せんせっ!私、しんどいんですけど?(行くのが)」

先生「え?しんどいの?」

直「は…い。(行くのが)」

先生「そう。じゃ、これからはしっかりと聞くようにね?しんどかったら保健室で休んでらっしゃい」

ガラガラッ


直「!!ふふふ♪」

穂「あんたって・・・・ハァ」

せーーいこーう!
こんなの騙されるって人
世の中にいるんだね!

(良い子のみんなは嘘をついてはいけませんよ)


妃依「直〜ハハッ♪」

妃依はいつでも笑ってるね。

ズキンっ

え?

ズキンっ

うそ、頭痛い

穂「直?どうしたの?」

ズキンっ
ズキンっ

(なお〜!!)


遠い意識の中で
誰かの声が
キコエタヨウナキガスル・・・・


私はいったい・・・?


ねぇ、穂。

もうこの時から

私はもう

ダメだったのかな?


助けてよ。いつでも
どんな時でも

穂は助けてくれた。

今回も助けてよ。

離れていかないで

みのり・・・・