私たちはオルアの隣の国

『ルイク』に向かった。


オルアは本当に

小さな国。


何時間としないうちに、

ルイクの小さな村につき、

私たちは宿に泊まった。


私は宿の自分の部屋に入ってから

いろいろと複雑な思いにかられた。


私の勝手で城を

抜け出してきてしまった。


それにより、

城のたくさんの人に

迷惑をかけたし、

何も言わずに

抜け出してきてしまったから

父にも心配をかけてしまうと思う。


それに何の関係もない

ノイさんやカルさんを

巻き込んでしまった。


だから素直に

喜べない自分がいた。