「だから!!
俺、ここに誓うよ…!!
絶対ユイを助けに来る…!!」


ロイさんの声も

震えていたのを

今でも覚えている…。


私の不安を

少しでも小さくしようと、

一生懸命に

振舞っていても、

心は私と同じ…。


恐怖に包まれ、

不安で……

いっぱいだったんだ…。


それでも精一杯に

頑張るロイさんに

私は何もできなかった…。


ただ……


自分のことだけで

精一杯で……。