翌朝、眠らない重い体を無理やりに起して、ベットに脇にたった。



朝日はさほど、苦しくもなく、少しの安堵感を与えてくれる。



今日も朝が来たそんなことを少し思っていた。




朝から食卓は、思い雰囲気のまま食事が進む



いつもの、ミルクティーとパンの一切れの半分しか



口には進まないが、それでも無理やりに押し込む



2口ほど口にいれて、やめた



苦痛になったのだ。



食べる事さえ苦痛になるこの感覚は



一体なんでだろう



わからない



分からない自分に妙に腹が立つ



誰もこの感覚は分からない



分からないから、知らぬふり



わからないから、幸せでいられるのかもしれない




電話は鳴った。



電話がなるとなぜかどきっとする



「またか…。。」



そう心のなかでつぶやいていいるのかもしれない



そうでなければ、どこにも行き場所がなくなる




母親が出た、今は午前7時半を過ぎたあたり



「はい、わかりました、、少々お待ちください。」



母は私の方にむいて、まっすぐ見つめ言った




「先生からよ。。。。



島田先生。」




母親は何事もなく、受話器を押し出す



私は少し躊躇したが、どうにも出来ない体になっていたので、



自然に電話口まで恐る恐るいく。