えっ、と横顔を告白して初めて見たが、そこには満面の笑みがこぼれていた

俗にいう、ハッピーエンドだ。まぁ~ここで終わりではないんだけどねっ、、




「本当にぃぃ~、ねぇ~本当なの?」




何度も聞いた。



しつこいかなとは思ったが、それでも何度も聞いた。




かなりびっくりして、動揺してそのまま泣いてしまった。




「なんでなくんだよぉ~、。」





まだまだ女心を知らない所もいいかと、許してしまうくらいだった。




「嬉し泣きなの!」





少し強めに行った言葉が、彼に刺さったらしく、

初めて私の前で、彼も涙した。





「ほらみろ、俺も涙したちゃったじゃないかぁ~、、」




「そんなの、あんたの勝手でしょ?」




「まぁ~ねっ!」





二人でないた後のもう笑ってるになり、二人で大笑いした。


何分も笑い続けた。





そこで不意に、彼は私の近くによってきた。





「いいか?」





「なにが、、」





大体予想はついたが、自然に彼の動きに任せた。




かなり下の私、身長の高い彼は、少し膝を落とした。




無理なく、私はそこにたたずむことにした。


顔が近づいてきて、ゆっくりと彼は、首を横にして、


そこでゆっくりと目を閉じた。


温かい彼の唇が、私の唇に触れた。


キスってこんなにあたたかったんだぁ~、


初めて、温かいキスをした。


気持ちが伝わるキス。


あまりというか、今までも経験も無い。


本気で好きになった人とのキスは、忘れられないし、


離れたくない。


闇とかした、海に煌々と街路樹がだけが、明かりを照らし続けている。




肌寒さも、感じないほどの暖かなひと時だった。