合鍵を持っているのは全て、体育教官か、校長先生、教頭先生と

 高校の窓口である、事務の事務員長の人。

 


 この面子だが、特定するのはかなり困難となるうると思われたが

 日本の警察はここを特定できるのか非常に興味深いところだった。

 
 
 でもあれだけ、ひどい目にあって人を目の当たりにすると、

 どうしてもそういう感情は湧き出てこない。


 
 事情聴取は全て疑いの目で見られている感じだった。




 こうも疑われるとほんとに腹が立つ。

 


 無性に…




 第一発見者でたまたまかもしれないが、ねほりはほり聞かれることにうんざりした。




 でも、それが手がかりになるとおもうんだったら、と多少の我慢をした。

 


 お昼近い12時くらいの役2時間くらいかかって、ようやく開放された。




 体育館に入る前の様子はとりわけおかしなことはなかった。

 


 気になったのは、体育館に入ると風が吹いている事。

 


 どこからか多分あいていたんだろう、それしか分からなかったので、

 それくらいしかいえなかった。




 現場調査で大いにわかるんだろうとは思うんだが、それでも自分の

 口から、現実を変えたくなかったから、ありのままを伝えたつもりだが

 どう刑事が受け取ったか分からない。

 


 また練習が止まった。

 


 多分1週間位は止まる。試合にかなり影響をするだろう。





 でも、何か発見できれば、いいのだが。





 明日からの予定で、再度久下先生の元に向かったのだった。