家を出るときは、極力元気な自分を、無理にアピール。


 変な心配は煩わしい。


 面倒だ。心配してくれても、何もしてくれないし、何も出来ない。


 だから、心配掛けることが一番の自分にとって、なくなって欲しい存在。


 心配=愛情表現ではない。


 心配=しないほうがまし。







 それが、自論。




 頭は固いとかなり思うが、仕方ない、こういう風になったのだから。


 育てられたとは思わない。親の責任ではないような気がする。


 自分が弱いだけだ。


 その弱さをせめて、自虐行為に走る。


 そこまで、自分を責める必要はないと思うかもしれない。




 じゃあ、だれのせいなのか、逆に教えて欲しい。





 行き着く先は自分への矛先。

 
 


 外は今日も良い天気だ。








 ただし、全然気持ちよくないのは毎朝のことだった。