現実の中で揺れ動く2つの心。
 


 それはまるで、自分と他人。



 心の中で同居をしている。



 夢はそこまで辛くはない、でも現実は過酷なものだ。



 かなり。



 辛いというべきものでは、片付けられないほど苦しい。



 時間は経つのは遅すぎる。



 楽しい時がないから、時空の狭間ではないのは確かだ。




 実際の揺れ動く中での、過酷な日々。

 


 時間は容赦なく過ぎる。



 でも、経つのは遅い。



 これが今の日常。



 これが私の毎日。


 
 妹と帰ってきた帰り道、一人でこんな風にしか考えられない。



 なぜだとも思わない。



 そうおもうんだから、仕方ない。



 仕方ないという言葉は、安易に使える。



 でも、それ以上の言葉はない。いい言い回しだ。


 
 時々いつ帰ってきたのか分からない事がある。



 それは、今に始まったわけではないが、最初は部活で疲れているんだとも思った。

 


 実際にはそうではないらしい。



 気持ちの問題で、その間はいわば空虚。



 
 混沌なのかもしれない。

 


 何をしたのか、まったく覚えてなく、夢遊病の如く過ごしているに違いない。



 他の人から見れば、そう写ったのかもしれない。



 それも仕方ない。



 記憶がないのだ。



 頭の中に何もないのだ。



 まるで、頭の中に「DELTE」機能がついているみたいに、どんどん

 削除して、ウィルス感染だ。



 
 そんな、状態。