練習はかなり熱いものになった。かなり充実した1日だった。



 中身の濃いものになり、久々にいい汗をながして、汗が出ることにびっくりした。




 今までもこれからも、この感触を忘れてはならない。


 休憩時間中に、真由美が寄ってきた。




 「あのさ、大丈夫?心面。なんか、浮かない顔しているよっ。」

 「そっかなぁ~それほどでも…。」




 やっぱり親友だ、見透かされている。

 


 「うん、まぁ~たいしたことではないから、心配しないでねっ。」

 「そぉ~?何かあったらすぐ言ってよねっ、水くさいからね、黙っているのは。」




 心配はありがたい、けどなぜか殻にこもってしまう。




 体が何か打ち込んでいれば、別だし、楽しいときは本当に別なんだが、

 今の気持ちと心では無理だ。こう諦めるのはいけないとは思えない。







 自然と全てがマイナスの方向に流れていく気がする。


 


 練習は予想以上にハードで、自分たちでも音を上げる内容であったが、

 1年生が良くついてきてくれた。明日から4日間持たせてあげたい。




 何よりの自信になるから。