夜に空が包まれたころ、そろそろ、その場から後をした。




 しばらく、呆然として、帰りのバス停までは無言で歩いていた。







 なかなか、言葉を発することができなかぅったが、それでも二人は

 寄り添うように歩いていた。

 


 「さて、そろそろ帰ろうかっ、心配するからなっ。」


 「うん…、」







 なんか、恥ずかしそうに言う私を察してくれたのか、笑顔で

 言ってくれた。







 まだまだ、恥ずかしい。







 これが恥ずかしくなるのだろうかはまだわからなかった。