その境界線は、先生のテリトリーに少しでも入ろうとすると突然現れる
それはあからさまに態度等で表すわ けではなく、言葉などで表すわけでもない
だからとてもわかりずらく、中には境界線をわからない人もいるだろう
けれど、確かにそこにある
さっき言ったように、先生は絡みやすい
だからよく、生徒と話しているところを見かける
でも『よく話す=仲がいい』というわけではない
どれだけたくさんの話をしても、先生は、自分の本心に絶対近づかせないのだ
むしろ、話せば話すほどのらりくらりと話をかわされて、余計分からなくなる
『自分の本心を守るための境界線』
そんな境界線を、先生は生徒との間に引いている