「桐崎センセー!!」 少し高めの、甘ったるい声が廊下から聞こえてきた そちらを向けば目に入ったのは、数人の女生徒に囲まれた1人の先生の姿 その先生の名は、桐崎明 私の兄の友人で私の担任、そして、私の想い人 先生は、少しチャラい女生徒達と、楽しそうに話をしている