「んな放課後喋ろ♪ どうやったか、教えてな★」

「うんっ! またね♪」


そう言って、あたしはその場を後にした。

笑顔で手を振る彼女。
その笑顔は、綺麗だった。





あたしはこのとき、綾女がその場にいたことに、


全然違和感なんか、





感じてなかったんだ。