目を丸くして、首を傾げるいーちゃん。


「今日集まりあるやん。一緒行かん?」


それを聞いた彼女は、手を合わせた。
そして頭を下げる。


「ごめん! 陸斗と約束してもた!」

「それならしゃぁないわぁ」

「えへへ★」


そう、いーちゃんは陸斗が好きだ。
応援もしていたし、
実は陸斗もいーちゃんが好きだ。

両思いなのに、付き合わない。
てゆうか、陸斗が告らない。
ほんま男らしないわ。


だからここは空気を読まなくちゃね♪