「あら、今日は賑やかね」

うふふと笑いながら入ってくるのは、私の担当の看護師

秋山さんだ

「はい、妹が来てるので嬉しくて」

ちらっと秋乃を見たら、どうやら頬を染めて照れていた

「やっぱ綾音ちゃんには笑顔が1番だわ!
もっと笑って?」

優しく微笑みながら秋山さんは、病室から出ていった

「秋山さん、優しいねー!」

目を輝かせながら、秋乃は秋山さんの出ていったドアを見つめていた