そっからは嵐のように1日が過ぎた。


誘い文句を言う男子達。女子達は朝、黒山らいやら部長やらと親しくしていた私を睨みつけている。


ううう、過ごしにくいのがさらに過ごしにくくなった。


キーンコーンカーンと、HRが終わりやっと嵐が過ぎ去った。




気がした。




部長に言われた通り、古校舎に向かう。



古校舎に向かう廊下は薄暗くやっぱり気味が悪い。



ワクワク、ゾクゾクしてくる。喜



部室に向かう途中の階段でヒソヒソと声が聞こえた。



も、、もしかして?!!!!


私の心の中は、あさり教授やらオカルトを期待していた。



声のする方へと足を進める。



「あ…あの…」



微かに女の子の声が聞こえてきた。



む…?!



「あ…あの!!黒山くんの事が好きです!!」



な…なんやて…?!


生まれて16年。


初めて告白現場を見てしまった。