あたしはあっという間に下着姿。

隼人はあたしの体の傷を見て、

拳を握った。

「ごめんな。俺、

今までなんもしてやれなくて。

これからはもうこんなことはさせない。

夏菜は俺が守るから」

そう言って、またギュッと

抱きしめてくれた。

そして優しくあたしの下着が脱がされる。

恥ずかしい。

ただそれだけ。隼人の顔は見れなかった。

「夏菜、こっち向いて」

そう言われて顔を向けると、キスされた。

軽いキスからディープに変わる。

その間も隼人の手はあたしの胸を

触るのをやめない。

温かい。

なんだかぼーっとして、

いやらしい気分になってきた自分が

恥ずかしかった。

彼に溺れてしまっていた。

その笑顔……その瞳で見つめられると

止まらなくなる。

隼人を自分だけのものにしたくて。

あたしを隼人だけのものにして欲しくなる




愛おしい……。

狂おしいほど愛してる。



「夏菜、感じてんの?」