『そういえばさー
あたしの中学のやつで
愛紹介してほしいってやつ
いるんだけど、いい?』
『えっ?あたし?
べつにいいけどなんでしってんの?』
教室に向かいながら未来に聞く。
『なんかTwitterで可愛いと
おもったみたいだよ。
ほら、昨日のプリクラみて』
あ、そういえば昨日未来載せてた。
『あんなの詐欺なのに〜?
男ってほんと顔だよね。
騙されてるってゆーかなんてゆーか。』
『なにいってんのよ。
あんたほんとに可愛いから
自信持っていいとおもうけど。』
こうやっていってくれるけど
自分で可愛い自覚はない。
それなりに告白されてきたけど
1回きりの関係もって終わりって感じ。
『あーーわかったわかった。
じゃあLINEしといて』
『はいよーん。じゃあお昼ね』
そういってお互いの教室にはいる。
未来も十分可愛いんだけどなあ。
どうしてあたしなんだろう。と
疑問に思いながらも、こんなのは
しょっちゅうだから適当に
すまそうとおもっていた。