沖田総司サイド



ん、、、、?



ぼーっとしていた意識が覚醒し、霧が晴れたようにスッキリする。




そして、あることに気づく。




総「山崎君、あれから、何日たったんですか?」



山「何日もたっておらへんよ。」




たってない?




じゃあ、何故私の隣にいないんですか?彼女は。




歳「総司?!お前、桜花に刺されて死んだはずじゃ?!」





土方さん…?




総「それは、桜花が生き返れるって言っていたので……


凄いですね。未来は、こんなあり得ないことが成し遂げられるんですね。」




歳「…………」




?土方さん、何故そんな顔をするんですか?



歳「……ぃ、」




総「はい?」



歳「すまない。俺、勘違いして、桜花をこっから追い出しっちまった。」




?!?!おい、出した?





バッ






歳「総司?!」




総「連れ戻してきます!まだ、そんなに遠くには行ってないはずです!」






歳「おい!!!!」





ぼくは、土方さんを無視して、外に飛び出した。