山「桜花!?」
桜「山崎。」
ヒュッ
パシッ
桜「それ、飲まして。すぐね?
………よろしく。」
山「りょう、かい、や……。」
ありがとう。山崎。
歳「おまえ、自分が持ってたものは、常備してるよな?」
そ、いや。そうだね。
服、沖田に破られたし。
桜「コクン。」
歳「なら、今すぐ、誰にも見つからないようにここをでろ。」
………………
そうだよね。やっぱり、あの場面だったら私だって勘違いするもん。
土方は、余計、怪しまなきゃいけない立場だし、ね。
土方なりの、優しさかな?
桜「お世話になりました。
では。」
私は涙を堪えながら、新撰組を後にした。
桜「なんで、こうなるのよ、、、、」