でも、1つこいつにバレていないことがある

「でも、今はちがう少しでも私に興味湧いたでしょ?」

はい。撃沈。
バレてなかった気持ちもバレてしまった…

「別に興味とか…」

これ以上真美のなんでも
お見通しって感じの目を見たくなくて

目を逸らす。

「はい。図星!目をそらすのは図星だからでしょ?」

「!?///」

少し意地悪そうな笑みを浮かべて俺の顔を覗いてくる。

急いで顔を手で覆い隠した。

自分の顔がだんだん熱くなっていくのが分かったから

今の俺の顔は絶対…真っ赤に染まっている