やがて、長い年月が経ち、一人の女の子が誕生する。

名は『暁れいん』

なぜか七色の髪に七色の瞳という突然変異で産まれてきた彼女は、『虹色の天使』の再来と謳われ、人々から畏怖された。

また、彼女は不老不死の伝説を信じ、その力を悪用しようと企む悪い輩どもに命を狙われるようになり、一計を案じた両親によって人里離れた森の中でひっそりと育てられた。

彼女自身は何も知らないため、まだ能力は覚醒していないが、時間の問題だろう。

いまも宝石はどこかで眠っている。