ーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・ 「おはよ、星玲奈!」 颯(ハヤテ)が私を呼ぶ声はいつも変わらなかった。 いつもと同じだった。 いつもと同じように二人で登校して、下校して。 幼稚園の頃からずっとだった。 こんなにも当たり前だと思っていたことが あんな形で壊れてしまうなんて 誰も 思っていなかっただろうーーー・・・