「あ、奏多~、瑠妃が冬休みのあいだバイトしにお母さんの実家行くらしいよ?残念だねぇ~」

 ん?残念?

 「由華、残念って何が??」

 私が聞くと、由華はニヤニヤしながら奏多を見る。

 「あのねぇ〜…」

 「おい由華!!余計なこと言うなよ」

 「ごめんごめんっ」

 え…私何か隠されてる??