「お、お前ら…そういう関係だったのか…?」

 そう言って両手で口を覆いわざとらしく目をパチパチさせているこいつは、水畑奏多。

 「そうだよ??あたし達はこーゆう関係なの♡」

 「キモ」

 由華と奏多は幼なじみで、私は高校で初めて2人に出会って仲良くなった。

 今では3人で登下校しているくらい。