「そんな顔するな
誘ってんのか?」



男はドンドン手を上に上げる




それ以上あげればマリアのスカートの中に手が入ってしまう




力が抜けたマリアはその場に座り込んだ





「いい胸してんじゃん」




脚を触れなくなった男は

マリアに胸に手を伸ばそうとした







「やめろ!」





俺は男の腕を掴んだ




「っあ''?誰だてめえ?」




「彼氏だけどなんか文句でもあんの?」




「んだよ?彼氏か?
てことは経験済み?ヤッてんだったらこいつに興味はねーよ」



そう言って男はこの場を後にした





顔は覚えたし、バッジも3年生の色してたし


マリアをこんな目に合わせたんだから、それ相応の覚悟はしておいてもらわないと