放課後になりました



王子くんには、用事があるから遅くなると伝えてある









ガチャ





屋上への扉を開けた







「待ってました」





見たことない男の子が立っている





「急に呼び出したりしてすみません





さっそくでわるいんですが




僕と付き合ってください」








頭を下げられた







いや…






あの…






「えっと…


ごめ…」





「悪いけどこいつはオレのだから」





グイっと腕を引かれた




えっ…?!