「やだ可愛いー!」




扉の向こう側から撫子さんの声がした



何してるんだろ?






「お待たせしました」


扉を開けた






「この悠くん、凄く可愛い」



「こっちも可愛いぞ」






はい?!






撫子さんとディバルバの間にある本のような物



「ちょっ!それは!!」





俺のアルバム!!








何でここにあるんだーーーーーーー?!




「あっ悠くん!

見て見てマリア



ちっさい頃の悠くん、凄く可愛いわ」




マリアにアルバムを見せる撫子さん